少しずつ日は長くなってきていますが、寒さは今がピーク、冷えに悩む方も多いと思います。そんな時期にピッタリのほうじ茶はいかがでしょうか。ほうじ茶は、日本人の心に根付いた飲み物のひとつだと思います。
お茶屋さんの前を通ると香ってきたお茶を焙じる香ばしい香り。日本人ならば嫌いな人はいないほっとする香りですよね。お茶を焙煎する香りにはリラックス効果もあり、茶香炉などでアロマのように焚いて楽しむのもおすすめです。
お茶の葉は、新茶や抹茶に使う若い茶葉ほどカフェインが多いと言われ、ほうじ茶に使う熟成した葉や茎にはカフェインは少ないので、胃にもやさしいと言われています。ほうじ茶には、うまみ成分であるアミノ酸の一種のテアニンという栄養素が含まれています。
ほうじ茶は、緑茶とはまた異なる味わいと風味をもっています。
ちなみにほうじ茶の一種の三年番茶は、三年の間、木の上で熟成した茶葉を焙煎するので、カフェインがほぼなくなり、からだを冷やさないために、ちいさなお子様から妊婦さんも安心して飲める中庸なお茶です。特に冬場は三年番茶をおすすめしたいです。ちょっと体調がすぐれないときや風邪をひきそうだなと思うときには三年番茶を活用してみてくださいね。
朝の飲み物や、仕事の合間にホッと温まる、ほうじ茶と豆乳で作る豆乳チャイをご紹介します。リフレッシュにおすすめです!甘酒を加えることで、ほんのりとした甘味と発酵食パワーも取り入れることができます。
シナモン(桂皮)は、葛根湯の中にも入っているように身体を温める効果があり、クスノキ科クスノキ属の常緑高木の樹皮で、日本でも採れるものです。生姜やシナモン(桂皮)には、冷えを取り除き、血流改善やPMS症状の緩和にも良いと言われていますので、上手に活用したいですね!
☆ほうじ茶豆乳チャイ
【材料】2カップ分
ほうじ茶:大さじ1
水:1カップ
シナモンパウダー:小さじ1
しょうが:1スライス
無調整豆乳:1カップ
甘酒:大さじ2
【作り方】
鍋にほうじ茶と水、シナモンパウダー、しょうがスライスを入れ火にかけ、沸騰したら弱火で3分ほど煮だす。
1に無調整豆乳と甘酒を入れ、ふつふつしてきたら火を止める。
茶こしで濾しながらカップに入れる。
上からシナモンパウダーを少しかける。(分量外)
温まって、腸を整えて免疫を上げ、節分までの土用の時期を乗り切ってくださいね。
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