友人がホワイトアスパラをプランターで育てており、採りたてを焼いて塩で食べるのが今の楽しみ!という話を聞いた。私は、豆苗の根っこを残しておいて水につけておくのは好きでよくやる。光の方向にこぞって伸びていくのが面白いのと、育てた豆苗は愛着がわくので、少量だが美味しく料理して食べてやろう、という気持ちになる。
他の野菜も、「育てる」→「食べる」をセットで味わってみたい。お家の時間も増えたし、ベランダでのプランター栽培なら私にも出来るかもしれない。ということで、土やプランターを一から揃えて、野菜づくりをスタートします。
必要なものを揃える
5/29 晴
苗も園芸グッズも揃っているということで、ホームセンターに行った。5〜6種類の野菜やハーブを育てるつもりだったが、店員さんのアドバイスで、1つの野菜に対して思いの外大きなプランターが必要なことに驚いた。
50Lのプランター1つで2〜3種類。50Lのプランターは、幅68cm、奥行き38cm、深さ26cmくらいだ。土を入れたら、一人で持ち上げるのは大変なサイズ。それを目安に育てる植物を検討した。まず植物には一緒に育てる上で相性というものがあるらしく、トマトとバジルはよくイタリアンなどで一緒に料理されるが、栽培もとても相性が良いそうで、面白いと思った。トマトは乾燥に強く水が多すぎることを好まないが、バジルは水を好きで、多い水を吸ってくれる。あと害虫よけにもなる。50Lの本命プランターでトマト1株、バジル2株。
ししとうは事前にネットで調べて、「初心者向け」とのことで選んだ。家庭菜園は初めてなので、失敗はあるにしても、なるべく成功して美味しい野菜をたくさんとりたい。あとモロヘイヤは、野菜づくり経験者から簡単だよと事前に勧められていた。スーパーで買うと葉がけっこう固いことがあって、茹でて叩かないとあまり美味しくないけど、採れたては柔らかくて美味しいって聞いて選んだ。
モロヘイヤとししとうの相性はよくわからないので、9Lの鉢で1株ずつ育てることにした。
同じく事前リサーチで、虫除けになるとのことで一緒にミントを育てたかったが、残念ながら売っていなかった。
[他に店員さんのアドバイスで購入したもの]
・鉢の底に敷く底石。余分な水を吸って根腐れを防ぐためのもの。10Lを1袋。
・野菜に特化した培養土25L、花と野菜用の少しお高い培養土40L、こちらはめちゃくちゃ軽かった。
・2ヶ月経ったら追加する栄養。コロコロした固形状のもの。
・害虫予防のお酢スプレー。
・トマトやししとう用の支柱。支柱のみと、輪っか付きの支柱。
・メタルラック2台。プランターを置くための台。
苗を植える
5/30 雨
プランターに底石を敷いて、ふかふかの土を入れて、苗を植えた。家に迎え入れた気持ち。風が吹くと細い茎や葉っぱが揺れるのが、居心地悪そうに見える。しっかり根付いてくれるまではなんだか頼りなさげで心配。思わず何度か土をギュッと固めた。
水やりは、土が乾いたらたっぷり、鉢の底から水が出てくるくらいあげるとのこと。感覚的には、こんなにあげるの?という感じ。50Lの鉢は、3Lあげても底から出てこないので怖くなってやめた。その代わり、乾くまでは頻繁にあげないようにする。植物の根っこには、空気も大事だそう。常に土が湿っていると、空気が不足してしまうのだ。
ジョーロが無いので水さしのようなものであげていたが、やっぱり不便なので百均に買いに行く。ジョーロは意外なことに売っていなかった(売り切れだったと後で知った)けど、ペットボトルに取り付ける、空気圧を調整して水を噴射する器具を購入した。霧状・水鉄砲状の調整も出来るし、見た目が専門器具のようなおおげさな雰囲気で格好良い。
近所で引き続きミントを探したが、どこにも売っていなかったので諦める。ミントを植える予定だったもらいものの陶器の鉢に、代わりに、百均で種からでも簡単に育てられそうな二十日大根を買って植えた。ほんとうに二十日で収穫なるか。2種類で100円だったので、ついでに買ったかいわれ大根は、スペースが無いので控え。
撮影の準備
6/3 晴
真横から撮影したいが、背景に住宅地が写ってしまうので、背景紙を作ることにする。イラストレーションボードを薄いグレーに着色。白だと明るすぎて植物が暗く写ってしまうので。写真に写すとセメントの壁みたいになった。背景作るのも楽しい。漆喰で壁面ボードを作ったりこだわりたくなってくる。
あと、アップで撮影するための接写レンズを購入。スマホのレンズに挟むだけで取り付けられるものだ。
6/4 雨
水やりの時に500mlペットボトルを何本も取り替えるのが面倒なので、金属の4Lのジョーロをネットで購入した。プラスチックは野外に放置すると劣化が進みやすいのと、金属のほうが無骨な雰囲気で格好良いのだ。雨なのでしばらく出番は無さそう。
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