top of page
執筆者の写真千葉 芽弓

0円薬草!よもぎ

モチグサの愛称を持つヨモギは、草餅には欠かせない存在です。ヨモギの若葉がすくすくと元気に成長しはじめましたね。



ヨモギはキク科ヨモギ属の多年草で、野草の中でも身近で、そして強い生命力と薬効作用を持つものです。

 

ビタミンK、葉緑素、葉酸、βカロテン、食物繊維などたっぷりで、血液をきれいにして増血作用や、コレステロール低下や動脈硬化予防、整腸作用などたくさんの効能があります。

苦味には春先の解毒にもパワーを発揮してくれます。


沖縄ではフーチバーと呼ばれ、沖縄そばにもたっぷり使われています。



まだ新芽の時期のヨモギは柔らかくて苦味も少ないので、ぜひ草餅ら草団子に!洗ってゴミを取り除いたヨモギは、重曹少々をいれたお湯でさっと茹でます。水でさっと洗って絞り、細かく刻んですり鉢で当たり、餅粉や白玉粉、だんご粉に混ぜで自家製草餅を作りませんか?

 

爽やかな香りは、市販の草餅では味わえないおいしさです。また、天ぷらにしても美味しいです。葉を摘んだら生葉を煮だしたり乾燥させておいてお茶にすると、胃腸を整えたり、暑い時期の夏バテ予防にもよいと言われています。

 

葉を粉砕してしぼった青汁を煮詰めたヨモギエキスは、がん・糖尿病・高血圧・貧血・リウマチ・歯槽膿漏にもよいと言われ、また産後の母乳の出が悪い時にも飲むとよいと言われています。ヨモギエキスは、少量を水やぬるま湯に薄めて飲みます。

 

ヨモギ刻んで、白ゴマ油で煮だしたヨモギオイルも万能薬として知られています。傷や虫刺され、湿疹などにもよく、美容オイルとしても美肌、吹き出物、シミなどに良いと言われています。

 

ヨモギ蒸しにも使われるよう血行改善、体を温め巡り良くして、生殖器系にもよいヨモギ。お風呂に入れるのもおすすめ!

 

綺麗な川辺、山など農薬やワンちゃんのおしっこのかからない場所のヨモギを摘んで、ぜひ活用しましょう!



春は自然の恵みの野草を楽しんで、その生命力や効能の恩恵に授からない手はありません。

閲覧数:117回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page