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執筆者の写真千葉 芽弓

冬瓜

この時期に収穫され出回るのに、なぜか「冬」と名前につく冬瓜。真夏の暑く焦げつくような日差しにも負けず、細やかな繊維と水分をたっぷり蓄えた実が、この時期にぴったりの冬瓜。


からだの中の火照りを冷まし、カリウムを補って、むくみを防いでくれて夏バテ防止にもよいウリ科の食材の一つです。



しっかりとした皮が乾燥などから守ってくれるため、カットしなければ常温で冬までもつから「冬瓜」という名前になったそうです。


冬瓜は味にクセがなく煮物、スープ、味噌汁、あんかけなどどんなお料理にも合いますが、この時期は特に葛煮して冷やして食べるのは格別です。



冬瓜の苦手な男子子供には、カツにするのがおすすめ!


軽く醤油または塩胡椒で下味をつけ、片栗粉または小麦粉、水溶き粉、パン粉をつけてカラッと油で揚げます。ソースとタルタルソースを添えたら、ボリュームもたっぷりなメインのおかずになります。ビールのお供やお弁当にも!


立秋すぎても暑い毎日、からだを軽やかに快適に保つには、お肉よりも冬瓜や豆腐のカツをおすすめします。


残暑厳しいですが、夏の旬野菜の力で健やかに乗り切りましょう!

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