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執筆者の写真千葉 芽弓

杏子

短い旬に、フレッシュな杏子の実をいただくのが毎年の楽しみです。ジャムやコンポートももちろんおいしいですが、旬の生食は格別です。



バラ科サクラ属の落葉小高木から高木でできる杏子。アプリコットやカラモモとも呼ばれ、ころりと丸いフォルムのかわいらしさ。β-カロテンや食物繊維、ミネラルが豊富で、便秘予防や貧血予防、冷え性にもよいと言われます。また、ミネラル夏のこの蒸し暑い時期に食べると夏バテ防止や喉の渇きを潤し、体内の水分バランスを整えると言われています。


杏子の種の殻を取った中の杏仁は、杏仁豆腐に使う他、漢方薬として痰切りや咳止め、喉の痛みやむくみ取りにも効果があると言われています。

 

冷房で痛めがちな喉や呼吸器を労わるにも、ぜひ杏子をみかけたら食べてみてくださいね。

長寿の村、パキスタンのフンザでは杏子が名産で健康食と言われています。



こちらは農家さんから直接買わせていただいた規格外の訳あり杏子。こうやって少し皮の色がよくないだけで、正規品にならないのは切ないですよね。皮を剥くと同様にきれいなオレンジ色、味は格別です!


また、通年出回る干しあんずはミネラルが豊富です。漂白剤を使わず、酸味料や砂糖を使わない自然なドライあんずを選びましょう。

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