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ごぼう

執筆者の写真: 千葉 芽弓千葉 芽弓

食物繊維の多い野菜の代表格として、誰しもが周知のごぼう。きんぴらごぼうや、けんちん汁や粕汁などの脇役として使われる地味な野菜ですが、深く地中に根ざす生命力や、マクロビオティックでは陽性(身体を温めて引き締める)な野菜としても寒い冬には重宝されています。



ナグモクリニックの南雲先生が、ご自身の若さと健康の秘訣としてごぼう茶を紹介したことから、ごぼうの食物繊維やポリフェノールはさらに注目されるようになりました。

 

ごぼうは、ユーラシア大陸北部が原産で、日本には古く平安時代に中国から薬草として導入されたと言われています。

 

ごぼうの食物繊維は野菜の中でもトップクラス!

 

水溶性食物繊維であるイヌリン、不溶性食物繊維であるセルロース、ヘミセルロース、リグニンがたっぷり含まれています。便秘解消や血糖値の上昇抑制やコレステロール値の低下、またオリゴ糖も豊富に含まれているため、腸内の善玉菌の餌となり腸内環境をよくしてくれると言われています。皮を剥いたり、切り口がすぐに黒くなったり、手までもが黒くなる灰汁の正体は、ごぼうに含まれるポリフェノールで抗酸化物質のひとつです。

 

きんぴらだけじゃない!


ごぼうはクセのある野菜ですが、ポタージュスープにしたり、相性のよいチョコレートと合わせたごぼうのガトーショコラなども、とっても美味しいです。



また養生食の代表選手のごぼうの養老煮(ごぼうの梅煮)は、梅干しと水だけでごぼうを10時間以上ひたすらことことと煮た「牛蒡の養老煮」は、日頃甘いものやスナック菓子、揚げ物などが好きな人の身体を引き締め、血液をアルカリ性にして丈夫にしてくれる滋養たっぷりな料理です。

 

びっくりするほどごぼうがやわらかく、あま〜くなりとっても美味しいです。梅干しは自然塩で漬けた伝統的な本物の梅干しを使ってくださいね。



以前は外国人には不人気と言われたごぼうですが、最近ではヘルシーな食材として注目されてきているそうです!

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