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執筆者の写真千葉 芽弓

オーガニック味噌󠄀市場を牽引するひかり味噌󠄀

記録的猛暑の続く今夏。皆様夏バテは大丈夫でしょうか?この暑さで味噌󠄀の消費は低迷?かと思いきや、前年比110%の伸び率だそうです。発酵食品が国内外で注目される中、免疫力向上や健康管理や、夏場の塩分補給にも味噌󠄀が愛されているのかもしれませんね。



国内の有機味噌󠄀の生産は約4000トン、その83%のシェアを持つひかり味噌󠄀。30年以上オーガニック味噌󠄀の製造販売に取り組んできています。

 

持続可能な食料システムとして大切なキーのひとつであるオーガニックは、育てる人、農地や地球、メーカー、食べる人すべてに好循環が生まれる、持続可能な栽培方法であり、ひかり味噌󠄀は、未来と地球環境を守るために、長きに亘り市場を牽引しています。


同社は、味噌󠄀の行商販売からスタートし、1936年に長野県諏訪郡にて創業した味噌󠄀メーカーで業界では後発ですが、新しさを取り入れた独自の発想でオーガニックみそやクラフトみそなど、斬新な発信やパッケージが印象的です。



今回、2024年秋冬の新商品の発表会に参加してまいりました。素材の味わいを活かしたオーガニック味噌󠄀「THE ORGANIC 有機大豆」、「THE ORGANIC 有機米麹」の二種の有機JAS認証の有機味噌󠄀は、9月1日発売予定。単身世帯も多い現代にマッチするように小容量サイズで、パッケージは明るくポップになっています。冷蔵庫に入れやすくてかわいいので若年層にも好まれそうです。賞味期限も1年と長く、フードロス削減にもうれしい商品です。色々な味噌󠄀を試したい、という人にもおすすめです。



どちらの味噌󠄀甘めで軽やかながら芳醇、食べやすくてごはんにもよく合いました。試食でご提供いただいた冷たいトマト味噌󠄀のポタージュ、冷や汁風味噌󠄀汁も、暑い夏にぴったりで、とてもコクがありおいしかったです。



また、今回の発表会では更にひかり味噌󠄀オリジナルのエコマークの「ひかるエコ」についても発表されました。環境配慮型商品のパッケージに「ひかるエコ」マークを表示し、環境配慮型商品が一目で分かるようになります。

 

また、今回の発表会では更にひかり味噌󠄀オリジナルのエコマークの「ひかるエコ」を表示し、環境配慮型商品が一目で分かるようになります。

 

ひかるエコの独自指標として、下記の7項目を設けています。

  • オーガニック商品でエコ:有機JAS認証を受けたオーガニック商品

  • 水溶性インキでエコ:資材の一部またはすべてに水溶性インキを使用

  • バイオマスインキでエコ:資材の一部またはすべてにバイオマスインキを使用

  • バイオマスプラでエコ:包材プラスチック(資材全体重量比)の10%以上にバイオマス素材を使用

  • プラ削減でエコ:プラスチック素材の代わりに紙原料を使用することで、10%以上プラスチック削減

  • 分別かんたんでエコ:容器を捨てる際に分別がしやすい資材を使用

 

温暖化が深刻に進む今、企業としてこういった指標を設けて一歩一歩努力する姿勢がとても大切だと思います。ひかり味噌󠄀は、食品業界の共通課題であるCO2削減、プラスチック削減、フードロス削減の「3つの削減」を基本方針として、SDGsへの様々な取り組みも推進しています。



世界が認める健康的な食スタイルの和食の柱のひとつと言える日本の伝統調味料の味噌󠄀。発酵の生み出す芳醇で深いうま味と、産地や気候、製造方法などで異なる個性の様々な味噌󠄀があり、計り知れない魅力があります。

 

今では避暑地や観光地としても人気の長野県は山が多く、稲作に不向きであったため、かつては貧しいエリアだったとか。関東大震災の時に、長野の地場産業の小規模メーカーが救援物資で送った味噌󠄀が人気を博し、そこがはじまりで信州みそのブランドが確立していったそうです。

 

大豆、麹、塩が醸し出す奥深いうま味と風味の味噌󠄀、そして人にも地球にもやさしいオーガニック味噌󠄀は、今後ますます世界でも注目が高まっていくことでしょう。

 

日本人の健康を守る味噌󠄀を未来永劫に守り伝えるためにも、既成概念にとらわれずに、常に新しいチャレンジをするひかり味噌󠄀を応援したいと思います。

 

ひかり味噌󠄀は発酵と熟成をテーマにした和食レストラン「GINZA 豉 KUKI 」を銀座にて運営し、そちらでも自社の味噌󠄀をふんだんに使っています。ベジタリアン・ヴィーガンのコースメニューも充実していますので、ぜひこちらも行ってみたいと思います。


 

ひかり味噌󠄀公式サイト

 

「GINZA 豉 KUKI 」

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