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執筆者の写真千葉 芽弓

トマトでクールダウン

夏野菜のおいしい季節です。旬の夏野菜には、自然の冷却効果で、身体の中の熱や火照りを冷ましてくれる効果があると言われています。


夏野菜の代表選手のトマト。"トマトが赤くなると医者が青くなる"ということわざがあるように、おいしいだけでなく薬効効果も高いトマト。そしてトマトといえば「リコピン」。


リコピンとは、「カロテノイド」(赤や黄色の天然色素)の一種で、活性酸素の除去や血流の改善、がんの予防にも効果があるという報告があります。紫外線対策にもピッタリ。

また、トマトに含まれるルチンには降圧作用が認められています。


暑い日差しの中で水分と甘さや酸味を蓄えるトマトは、抗酸化力もたっぷり。


生で食べるだけでなく、傷物やちょっと古くなったトマトをみかけたらまとめて購入して、トマトソースなどに作り置きしておくと、パスタや素麺のソースとしても、お料理のソース類にも彩りと旨味をプラスしてくれます。


トマトは高温で加熱することでトマトの細胞壁が壊れ「リコピン」の体内での吸収がよくなるそうです。完熟したトマトは皮や種を除いて煮詰めてトマトジャムにするのもおすすめです。


ちょっとした傷や押されることでいたみやすいトマト。ぜひ救済してあげてくださいね。



トマトの形を見ると心臓に似ていますよね。トマトは、心臓によいと言われ、暑い夏に負担のかかりやすい心臓を養い、血流改善や活性酸素を除去に一役かってくれるはずです。


鼻の頭が腫れた感じがする、赤く脂肪の塊や吹き出ものが出たり、毛穴が目立つ人は心臓に脂肪が溜まっているかもしれません。


旬の野菜はリーズナブルで、割とお財布にもやさしい。できるだけ農薬などを使わないものがおすすめですが、真っ赤なかわいいトマト、心筋梗塞や高血圧の予防にも、ぜひ食卓に上手に取り入れてみてくださいね。



疲労回復にもおすすめの簡単トマトマリネ


[材料]

  • トマト 2個

  • 玉ねぎ 1/4

  • ピーマン 1/2個 または、ししとう 1本

  • レモン汁 大さじ1

  • 白梅酢 大さじ1

  • 黒胡椒 適量

  • オリーブオイル 適宜


[作り方]

  1. トマトは塩水で洗って、1センチ角程度にカットする

  2. 玉ねぎはみじん切りして、ひとつまみの塩で揉み、しばらく置いて水気をかるく絞る

  3. ピーマンまたはししとうはへたと種を外してみじん切りする

  4. 瓶などに1.2.3を入れ、レモン汁、白梅酢を回しかける


食べる直前に、エキストラバージンオリーブオイルを回しかけると良いですよ!そのまま食べても、冷製パスタや素麺、冷やし中華に乗せても、グリル野菜やお魚やお肉のソテーに合わせてもおいしいです。

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