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執筆者の写真千葉 芽弓

冬の土用入り

今日1月17日から冬の土用にはいりました。土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を差し、次の季節に移行する期間、すなわち季節の節目のことを指します。


寒さもピークなこの頃ですが徐々に日も長くなり、冬の土用は冬の終わりを意味します。

季節の変わり目なので、体を労わり自然界の変化にカラダを合わせていくことが大切です。

4回ある土用の中でも寒く乾燥した空気で風邪やインフルエンザなども流行る時期なので、特に注意が必要です。

昔の人は土用には土いじりをするなと言っていました。それは足腰や体を冷やさないようにという意味だったそうです。


今日から節分までの間は、ゆったりと温活をし、質の良い睡眠が大切です。胃と脾臓を養うよう刺激の強い食べ物や、大食は避けて、消化のよい自然な甘みのある野菜や根菜、穀物をよく煮込んで熱の入ったものをいただきましょう。


土鍋でコトコト炊いた小豆をいれた玄米のお粥、白菜のくたくた煮、ふろふき大根、ポトフ、玄米甘酒、かぶのポタージュスープ、切り干し大根の煮物、鍋料理やほうとうや煮込みうどんなどもおすすめです。



和食は油も殆ど使わないので、とてもヘルシーで臓器に負担の少ない食事です。からだの芯からぽかぽかして心も癒されるような日本ならではの煮込み料理を楽しんでみてくださいね。

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