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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

抗酸化力たっぷりのミニトマト

真っ赤で一口サイズのミニトマト。お弁当や彩りにも定番のミニトマトは、日本では昭和50年代後半頃から栽培が始まったそうです。色気のないお弁当に1つミニトマトの赤が添えられるだけで、ぐっと美味しそうになるありがたい存在です。



南アメリカのアンデス地方を原産としたトマトを改良した品種で、ミニトマト、プチトマト、チェリートマトとも呼ばれ、もともと機内食用に改良されたのだそう。


なるほど、汁も出ず崩れず食べやすいですものね!


ミニトマトは、果実の大きさが5g〜30gほどの小さなトマトのことを総称し、極小のものはマイクロミニトマトと呼ばれます。



ミニトマトは、果実部分の割合が多く、酸味が少なく甘みが強く、ビタミンC、リコピン、βカロテン、ルチン、カリウムなど豊富な栄養素は、通常のトマトより優れた栄養価で、赤色の成分のリコピンは、有害な活性酸素を除去する抗酸化作用があると言われ、高血圧、動脈硬化やガン、肝臓病の予防やアンチエイジングにもよいと考えられています。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、食べるお薬のような存在です。


マクロビオティックではトマトは心臓に形も似ていると考えられ、心臓に良いと考えられています。夏野菜のトマトは夏場に負担のかかる心臓を養い、心臓についた脂を溶かしてくれると言われています。


夏場の熱って熱のこもる身体を冷やすのにも最適!


赤色の他、黄色や紫色、緑など様々な色があり楽しませてくれます。ベランダ菜園や家庭菜園でも手軽に作れるのも人気の一つ。作って食べると格別です。



木で熟したミニトマトは格別!完熟で雨に当たったりすると皮が破れてしまうなどデリケートなトマトは、農家さんではまだ青いうちに収穫するのが通常です。

 

画像は北海道栗山町で無農薬無化学肥料でミニトマトを育てる栗山かなまる農園のものです。



ミニトマトはそのままつまんで食べるのはもちろん、ヘタをとり熱湯でさっと茹でると簡単に湯むきができ、マリネにするのもおすすめ。


完熟のものをじっくり煮詰めたトマトソースは、余計なものをいれなくても濃厚で格別な美味しさに。トマトソース、トマト煮込みやラタトゥイユなどにも最高です。


今は通年で出回るミニトマトですが、夏野菜のトマトは秋をすぎたら煮込んだり、焼いたりして加熱することで体を冷やしすぎることを防げます。


ミニトマトを買う時は、ヘタが濃い緑でハリのある新鮮なものを選びましょう。お弁当に入れる時はヘタは取ったほうが、雑菌の繁殖を抑えられるので安心です。

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