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執筆者の写真千葉 芽弓

暑い夏に食べたい苦瓜(ゴーヤ)

今夏の異常なまでの猛暑に、いつも以上にゴーヤやスイカが美味しく感じる、という方も多いのでは?家の軒先にグリーンカーテンにしてゴーヤを育てている家庭もありますが、ゴーヤはアジアの熱帯地方が原産で、ツル状になるウリ科の植物です。



ゴーヤはビタミンC含有量がとても高く、さらに熱に強く加熱しても壊れないのが特徴。ほかにもβカロテンやビタミンB1、カリウムやミネラル類も豊富で夏に必要な栄養素が詰まった優れものです。

 

栄養補給の他、体の中にこもる熱や湿を出し、ゴーヤに含まれるモモデルシンには、胃腸や肝機能が回復し、疲労回復がしやすくなり、夏バテを改善してくれると言われています。

 

沖縄名産のゴーヤチャンプルは、ゴーヤに豆腐のカリウムとタンパク質も合わさるとても理にかなった料理です。私はヴィーガンなので、豚肉は入れずに舞茸を代わりにいれますがとてもおいしいです。

 

ゴーヤに含まれる苦味成分のモモルデシンは、水溶性なので、塩を振り30分くらい置いて水洗いすると苦味が少なくなります。このモモンデシンは、食欲増進作用があるため、食べすぎると胃酸過多になり消化不良や胸やけになるそうなので、食べすぎには気をつけましょう。


元来、苦味やあくの強いものは適度に楽しむようになっていますね。

 

いつもはゴーヤが苦手、という方ももしかしたら今年はこのほんのり苦味が美味しく感じるかもしれません。ぜひ手に取ってみてくださいね。



写真はゴーヤのワタと種をくり抜いて中にきのこと厚揚げで作った肉味噌を詰めて焼いたものです。ユニークな形状を利用してこんなお料理もおすすめです。

 

ちなみに、私たちが食しているのは若い実の青いもので、熟れてくると黄色くなり中から真っ赤な種がでてきて、そのグロテスクさに驚きます!食べると甘いのだそうですが、ちょっと勇気が必要かも。

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