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執筆者の写真千葉 芽弓

築地は魚だけじゃない!

築地場外ツアーに参加してきました。


2018年10月、豊洲に移転した築地市場。しかしながら今なお活気ある築地場外市場。




築地で創業70年、老舗の豆・雑穀問屋の三栄商会の社長が自ら案内してくれるという築地ツアーに参加してまいりました。三栄商会といえば在来種や、自然栽培、無農薬・無化学肥料の厳選した生産者さんたちの豆や雑穀を卸販売する信頼のおけるお店です。


築地といえば魚河岸のイメージが強く、ヴィーガンの私には無縁のものと思っていましたが、以前友人に案内してもらった時に、乾物や器、お野菜もいいものがリーズナブルに買えることを知りました。


今回は築地を知り尽くした三栄商会の石川社長のおすすめのお店をツアーでご紹介くださるとのこと大勢の方が集まっていました。


まずは海苔!みのや海苔店の「青混」というアオサの混ざった海苔が絶品で、ある時は絶対買い!とのこと。



次は昆布 海産物寿屋の社長。


昆布は下のほうが暑くて上にいくほど薄く、年数を寝かせたものの方がぬめりがとれて旨味が出るそう。出汁昆布は昆布の周りのヒラヒラした部分が最適だそうです。色や見た目はよくないがグルタミン酸たっぷり!一晩寝かせた水だしが一番おいしいが、2-3日で旨味は分解されて抜けてしまうので、すぐ使わないときは製氷皿で凍らせておくと便利だそうです。

なるほど!



鰹節なら秋山商店。


毎日その日に売る分だけを削っているそうです。用途に応じて選べます。



田村商店はナッツがおすすめ!


殻がついたままのナッツは酸化せずフレッシュ薄皮付きのものはポリフェノールがたっぷり!試食もたくさんさせてもらえます。



有名レストランなどが買いに来る人気の八百屋さんは米金。


種類が豊富。この日はハーブのエディブルフラワーが色々あってかわいくて思わず購入!



もう一つ、オーガニック野菜なら神菜。


その価格のリーズナブルさに感動です。この時点でもう荷物で手がいっぱい!



漬物なら吉岡屋総本店。


他にも卵なら新海商事の平飼いの放し飼い卵。


マグロなら深川(マグロはマグロだけを扱う専門問屋で買うのがマストだそうてす)


コーヒーは國助coffee


などなど…。


仕事の都合でわたしはここでタイムオーバーでしたが、まだまだ魅力満載な築地。またぜひ足を運びたいと思いました。


築地を楽しみ、いいお買い物をするコツは、午前中にいくこと、そしてお店の方とコミュニケーションを取り、なんでも聞くこと!餅は餅屋。築地には日本の古き良き商店・専門店が息づいています。


街にはスーパーマーケットが溢れ、個人商店が消えて行く中、専門家だからこそわかることや知恵をたくさん知ることができるはず。失ってはいけない、日本の台所を未来に繋ぐためにも皆様もぜひ訪れてみてくださいね。

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