店名の斬新さとインパクトにまず目の止まる麻婆豆腐専門店。私が知ったのもインスタグラムです。気になるお店は当初亀有の立ち飲み居酒屋の間借り営業からスタート、その後六本木のバーの間借りで移転。そしてVEGANというキーワードから、DMをいただいき訪店したのがご縁の始まりです。
一度食べたら虜になるヴィーガン麻婆豆腐。
パンチがあるのに食べた後胃もたれせず後味はスッキリ!大豆ミート類は不使用、無添加無化調、コレステロールゼロ、名前の通りギルトフリー=罪悪感ゼロ=罪なき。なんと魅力的な麻婆豆腐でしょう!
オーナーの早川さんは、お父さんがベジタリアンで、子供の頃はそれが嫌だったそうです。しかし成長し、蕎麦職人として働く中、外国人の方たちが日本にきて食べられるものがないという現実を知り、ヴィーガンもそうでない人も両方の気持ちがわかる自分がやってみようとスタートしたそうです。
もともと劇団大人の学芸会を主宰する早川さんは表現者。道理でイケメンなわけです。
蕎麦職人である和食筋の早川さんが、麻婆豆腐のお店にしたのは、再開発がきまっていて建壊しが決まっている亀戸の知り合いの店舗の2階を劇団のために借りている中、どうせなら食べるものも作りたいよね、とジャストアイデアからスタートしたそう。
亀戸は中華の街だったので、中華にしよう。麻婆豆腐はいろんな国の人が好きだし麻婆豆腐専門店というのがなかったので、麻婆豆腐なら目立てるだろうと思って始めたそうです。
蕎麦屋をやっていたその当時から手伝ってもらった劇団仲間の友人とふたりでユニット「罪なき麻婆豆腐」を立ち上げたそうです。
立ち上げた時は名前もなく、立ちあがたインスタグラムもveganだからviviviとつけ、のちに「罪なき麻婆豆腐」と命名したそうです。
驚きの美味しさの麻婆豆腐
とにかく旨味にこだわった麻婆豆腐と餃子は、大豆ミートをつかわず、凍らせた豆腐と野菜ときのこ、香味野菜とスパイスでうまみを出しています。
和食をやっていたため、出汁と旨みの作り方は心得ていたため、おいしさを作り出すにはさほど苦労しなかったそうです。麻婆豆腐の概念を一旦壊して組み立て直して出来上がった「罪なき麻婆豆腐」は、和食と中華のハイブリッドの味わいだと、早川さんは言います。
麻婆豆腐定食はレギュラーで1090円税込〜
ごはんは12杯までおかわり自由という太っ腹さ!丸くてコロンとした餃子もとっても美味しく、こちらも大豆ミート不使用です。
麻婆豆腐&ギョーザ定食は1680円税込〜
餃子には柚子胡椒、黒胡椒酢、胡麻油がついていて味変で楽しめます。コスパも高いので老若男女、ヴィーガン もそうでない人も、国籍もすべての壁を超えて人気です。
ノーマル、ねりごまの香りが聞いた白、スパイシーな黒、辛さupの赤の4種類の麻婆豆腐が食べ比べできる徳川綱吉麻婆豆腐御膳もおすすめです。他にもチーズカレー麻婆豆腐や、坦々麻婆豆腐、グリーンカレー麻婆豆腐など斬新なメニューが色々。どんな味なのか気になります。
2月中旬に虎ノ門にて新拠点で進化してスタート
2/9まで六本木で営業し、虎ノ門でいよいよ独自店舗として2月中旬にはスタート予定とのこと。虎ノ門は元飲食店の居抜きなので、店舗もテーブル席も増え、広くなるので、麻婆豆腐以外もメニューを増やしていけたらと思っているそうです。今も五葷抜きリクエストにも対応しているが、新店舗ではグランドメニューに入れる予定だとか。
無添加無化調(それがヴィーガンなら当然のことと早川さんは思われていました!)
こだわりなく食べて本物の味、普通の人が食べてもおいしいと思う味を常に考えて、仕込みはすべて自分たちでされています。美味しくてからだに優しかったら誰でも食べたいと思う。肉がなくてもそれに負けない、それ以上の美味しさであることに自信があるからこそ、ぜひいろんな方に食べてみていただきたいと。お客様ひとりひとりとのコミュニケーションも大切にされています。
今後のビジョンはとお聞きすると、「店舗を増やしヴィーガンの吉野家みたいに誰でも入れるお店を全国展開していきたい」と。運に背中を押されてトントン拍子に流れに乗っている罪なき麻婆豆腐のこれからが楽しみです。
ヴィーガンのコース料理と演劇を組み合わせたエンタメイベントも時々開催しています。
スケジュールなどはインスタグラムでチェックしてくださいね!
罪なき麻婆豆腐
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