「札幌路地裏発のスープカレー」
野菜の昼メシを求めて街をさまよう企画、今回ご紹介するお店は「Rojiura Curry SAMURAI」さん。
本場のスープカレー屋が牛込神楽坂にあるらしい……! ということで、お昼休みに入るやいなや小走りにお店に向かう。
お店はレンガ作りで、なんだか暖炉みたいで可愛い。行ったことはないが札幌っぽいような気がする。
看板のメニューを見ると、色鮮やかでめちゃくちゃ食欲がわく。ひと目で野菜が主役のお店だというのがひしひし伝わる。 ひととおり看板の前で「全部おいしそう〜」と悩みつつ、とりあえず入店。
店内は使い込まれた家のような雰囲気で、おしゃれなのに落ち着く感じ。
さて、「豚角煮と野菜」も気になったが、初回なのでやっぱり「人気No.1」を信頼して「チキンと一日分の野菜20品目」にする。
スープの種類(基本+3種)、辛さ、ライスの量が選べる。
入り口に「まつりボード」というのが飾ってあったが、具材をチョイスできるメニューもあるようだ。脇役かと思いきや主役級の存在感が並ぶ。組み合わせ無限か……?
どーん! これはすごい。写真以上の迫力でわんさか野菜が入っている。画像補正なしでこれかよという目に鮮やかな色。ちょっとした一人鍋みたい。
野菜は、インゲン・にんじん・玉ねぎ・れんこん・かぼちゃ・ブロッコリー・オクラ・じゃがいも・大豆・ピーマン・パプリカ・ゴボウ・さつまいも・ベビーコーン・なす、その他大勢が入っている。
今まで食べたスープカレーって、まるごとの大きいじゃがいもが入っているイメージだったけど、これくらいのサイズだととても食べやすいし、スープともからめやすい。スープは優しい味で合う。
野菜は一緒に煮込んであるんじゃなくて、どうやらそれぞれ別々に調理してトッピングされているようだ。
これは煮た後焼いてあるとか、揚げてあるという程度しか分からないけど、ちゃ〜んと野菜の食感や味を生かしたていねいな調理がされている。
要するに全部おいしい!
特にゴボウがホクッとした食感でおいしかった。単なる素揚げとは違うと思われ。
後で調べてみると、醤油ベースの煮汁で煮た後、衣をつけて揚げてあるそうだ。凝っている。
しっかり噛んで味を楽しむと、五感が刺激されて満足感がパワーアップする。
初めは正直食べられるかな〜と心配になるくらいの量でしたが、女性の私でも食べられました。心配な人はごはんの量を少なめにすると良いかも。(写真は普通の量です)
満腹感はあれどお腹にもたれず、贅沢な一皿でした! ごちそうさまでした。
「Rojiura Curry SAMURAI 神楽坂店」
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